飼育を始める前に最低限
・大きさ
・寿命
・飼育温度
上記のことは調べておいてください。
国内産であればそこまで問題になることはないですが、外国産に関しては国内産と比べ物にならない大きさになるものも多く、日本と違った気候の場所に生息している種類も多いです。
例えば
DH・ヘラクレス

一般的にはヘラクレスオオカブトと呼ばれています。カブトムシの王様と呼ばれることも多いですが、大きさはまさに王様。小さい個体でも100mmを越え、人工飼育下では180mmと巨大な個体も羽化しています。
最大で国産カブトムシの倍以上の大きさになるヘラクレスを小さなケースで飼育することはできませんし、寿命も上手に飼育すれば1年近く生きることもあります。国産カブトムシのように夏の間だけ飼育つもりの量でゼリーを買ってしまうと1回で食べる量も多いため確実に足りません
また、
ユダイクスミヤマ

日本にいるミヤマクワガタより巨大になりカッコよく、非常に人気のある種類です。
非常にカッコいいのですが、暑さに弱く、気温が上がってくるとすぐに弱り死んでしまいます。そのため日本にいるミヤマクワガタもそうですが、20℃以下、出来れば18℃~16℃で飼育する必要が出てきます
そのためエアコンで温度を低くしたり、ワインセラーなどで飼育する必要が出てくるのですが、飼育マニアの方ならともかく一般的な家庭では難しいと思います。
上記のように種類によって大きさや寿命、飼育に適した温度などは大きく異なります。生体を買ったのは良いけど、飼育に必要な環境が準備できず結局、手放したりすぐに死なせてしまった、ということにならないように欲しいと思ったらまずは下調べしましょう。