ツヤクワ系の飼育

飼育難易度が高いイメージがあるため敬遠されがちなツヤクワガタですが、ポイントされ抑えれば初心者でも飼育する種類も多く、実に奥深い種類になります

フェモラリスツヤ(ボルネオ亜種)

クベラツヤ

インターメディアツヤ

アルケスツヤ

インペリアリスツヤ

カステルナウディツヤ

ブルークツヤ

キプルツヤ

この他にもいろんな種類、亜種が離島や中国、インドなどかなり広範囲に生息しています。

ツヤクワガタは飼育が難しい、というのが根強いイメージなのですが、実際にはアルケスツヤやインターメディアツヤを筆頭としたダールマンツヤ系は初心者でもポイントを抑えれば飼育しやすいです。

入手方法はスマトラ島やフィリピンのツヤクワガタは野外品がコンスタントに入荷されています。一方で大陸のツヤクワはあまり入荷がありません。ブリード品はオオクワ系やヒラタ系に比べればどの種類も少ないです。

産卵方法としては完全にマット産みですので材を入れる必要はありません。使うマットは微粒子であることが絶対条件です。そして水分量は他種に比べて多めで握った時に水分がにじみ出るかどうかの水分量で組むと産む事が多いです。また、難しいと言われる種類の産卵には赤枯れマットを少量混ぜることもあります。注意点としてマットは決して固く詰めないでください

産卵形態は種類によって様々でばら撒き産みする種類もいれば土玉を作る種類もいます

幼虫飼育ですがマットのみでしか飼育できません。通説では大きめの飼育ケースで飼育したほうが大きな成虫が羽化すると言われています。ですが幼虫が小さいうちに大きなケースで飼育してしまうと生きていくのに必要なバクテリアを維持できず死んでしまう確率がかなり高くなります。ですので最初から大きめのケースで幼虫を複数頭入れて飼育して、大きくなってから単独飼育に切り替えたほうが良いでしょう。

飼育のポイントですが、基本的には出来るだけマット交換をしない事です。これにはマットにコバエなどの雑虫が入らないようにするなども含まれます。種類にもよりますが、中型種であればマット交換なしでも羽化させる事は可能です。大型種でも1回、多くても2回程度くらいだと思います。

羽化ズレに関しては他種に比べれば♀が極端に早く羽化する、ということは少ないです。♂と♀の飼育ケースを同じにすると羽化ズレはあまり発生しないような気がします。

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