最低限必要な道具

飼育を始めるにあたって最低限必要な道具が分からない、という方向けの記事になります。とりあえずは成虫を飼育する事だけに焦点を当ててみます。

まずはケースです

ケースには色々な種類がありますが、大きさは専門的に作られているものであればミニ、小、中、大の4種あることが多いです。メーカーによる多少の規格差はあれど基本的なケースのサイズはどれもさほど変わりませんので自分の好きなのを使えばいいと思います。

どの虫にどのサイズを使うかですが、50mm程度の種類であればミニでも大丈夫です。100mmくらいなるようであれば小、それ以上になるようであれば中以上が良いでしょう。

基本的に♂と♀は別々で飼育し、♂同士でも♀同士でも一緒に入れてしまうと喧嘩をしてしまい弱ったり最悪死んでしまうので基本的には単独で飼育します。ケースの種類によっては仕切り板が付いているものもありますので、♂♀別々のケースで飼育するのはもったいない、と思う方は仕切り板付きのケースを買うと良いでしょう

ケースが準備出来たら次は足場となる床材を用意しましょう

基本的には昆虫用のマット(土)で大丈夫です。幼虫飼育用のマットでも大丈夫ですが、成虫管理用のマットも販売されています。ただ、幼虫飼育用であっても成虫管理用のマットであっても成虫を飼育していると必ずゼリーのこぼれカスやオシッコでドロドロになって臭くなってしまうのでドロドロになる前に交換してあげる必要があります。成虫を飼育するだけであればホームセンターでいつでも購入できる園芸用のミズゴケでも十分代用できます。なお、ミズゴケでも汚れてくるので交換は必要です。当HP管理人はミズゴケを使用しています。

マットを入れる量としては2~3センチ、多くても5センチくらい入れれば十分だと思います。

ケースと床材が用意できたら餌です。餌はバナナなんかでも代用できますが、コバエが発生しやすく腐りやすいので基本的には

昆虫用のゼリーを使います。サイズ的には標準的な16gのものから巨大な64gまで販売されていますが、16gのものを使っている方が多いと思います。

ちなみに、写真のゼリーは当HP管理人が使用している18gのものです。16gだと♀は問題なく食べれるのですが、♂だとアゴや角が邪魔になって最後まで食べれない事があったためこの形のゼリーを使っています

これだけでも最低限の飼育出来ますがこれ+掴まるための木を入れておけば成虫は十分飼育できます

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク