幼虫飼育を目的とした道具

ここでは幼虫を飼育することを目標とした道具を紹介します

クワガタ、カブトムシに限らず幼虫飼育においては大きくするのであれば♂♀関係なく単独飼育が基本になります。

容器に関しては大型のカブトなら成虫と同じように

この様なケースに幼虫飼育用のマットを入れて飼育することになるのですが、クワガタや小型のカブトには大きすぎてスペースが無駄になってしまいます。そこでクワガタや小型のカブトの幼虫飼育に用いられるのが

このようなクリアボトルです。サイズは一般的には500cc~3200ccまでのサイズが販売されてますので種類や♂♀に応じての使い分けが必要になります。

幼虫用の餌についてはとりあえず

最低限マットさえあれば飼育が可能です。このように

ボトルには最初から空気穴が空いているのでマットをボトルに詰めればそれだけで飼育出来ちゃいます。ただし、マットを使う場合にはほとんどのマットでガス抜きと呼ばれる前準備が必要です。

やり方は非常に簡単でホームセンターで売っている衣装ケースやコンテナにマットを入れて2、3日ほど空気にさらしておくだけです。この際に衣装ケースの場合は空気穴をあけること、またコンテナの場合はコバエ等の雑虫が入らないように目の細かい洗濯ネットなどで覆うようにしましょう。それが面倒くさい場合はマットの封を開けた状態で目の細かい洗濯ネットに入れてしまうだけでもいいです。強い臭いがするマットは確実に幼虫に悪影響を与えますので必ずガス抜きはしましょう。

ちなみにマットが輸送時に熱を持つ(大体、熱と一緒に強い刺激臭がします)ことがありますので熱が冷めるまで絶対に使わないでください。

クワガタでもマットで羽化まで十分飼育できますが、ほとんどの場合は菌糸ビンと呼ばれるオガにキノコ菌を繁殖させた餌で飼育することが多いです

菌糸ビンを使うメリットとしては

・マットより短期間かつ大型の個体が羽化しやすい

・幼虫がどれだけ餌を食べたか見やすい

などが挙げられます。ただし、マットに比べれば少しコストがかかりますので自身の資金と相談しながらどちらか選びましょう

ほとんどの種類では最低限マットで羽化まで飼育することが出来ますが、一部の種類、具体的に言えばタランドゥスやレギウス、オウゴンオニと言った種類はカワラ菌糸と呼ばれる特別な菌糸でしか育たないので注意が必要です。また、クワガタの多くは菌糸ビンでも飼育出来ますがツヤクワガタやネブトクワガタは菌糸では飼育できませんのでこちらも注意が必要です。

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