菌糸ビンの作り方

クワガタ幼虫飼育で良く用いられている餌が菌糸ビンです。既に出来上がっているものも販売されていますが、少しでも飼育に掛かる費用を抑えようと思うのであれば、もしくは菌糸に添加剤を加えてより高栄養の菌糸ビンで飼育して大きな成虫を羽化させようと思うのであれば菌糸ブロックを購入し、自分で詰めるのをオススメします。

菌糸ビンを作るのに必要な道具はこちらです

使用する菌糸ブロック

コンテナ、もしくは崩した菌糸を入れておく入れ物

菌糸を詰めるためのボトル

崩した菌糸をボトルに固く詰める為のブレス棒

詰め終わった菌糸に通気用の穴をあける為の棒。

使う道具を消毒するためのアルコール。これだけあれば菌糸を詰めるには十分です。

先ずはコンテナに菌糸ブロックを崩します

ブロックは素手で崩しても良いのですが、ブロックの種類によってはブロックに使われているオガが粗かったり、細かいオガであっても大きな木片が混ざっている事があり怪我をする恐れがありますので手袋をすることをオススメします。また、人によっては袋に入れたまま踏んで崩す人もいますのでとにかくブロックを完全に崩してください。

そしてボトルに詰めていきます

崩したオガを半分くらい軽く入れて、それをプレス棒で押し固めていきます

押し固めた後は半分か3分の1程度になります。ここでどれだけ固く詰めるかで菌糸が長持ちするか決まりますのである程度しっかり固く詰めましょう。ただし、あまりに固く詰め過ぎると上手く菌糸が回らかったり、使えるようになるまで時間がかかってしまいますのであくまで「ある程度」で大丈夫です。

これを3回程度繰り返して

ビンの上部まで崩したブロックを固く詰めていきます。ちなみに通常より固く詰めたい時は押し固める回数を増やして5回とか6回に分けて詰めていけば固く詰める事が出来ます。

一応、この状態でも蓋をして放置しておけば菌糸が回るとは思いますが早く使えるようにするため

菌糸の中央に底まで届くような穴を開けます

この穴を開ける意味なのですが、菌糸も生き物ですので活動するには酸素が必要です。崩す前のブロックが白かったようにこの崩した状態から白い状態に再生するために酸素を多く必要とするのでこの空気穴をあけてあげる事で早く再生する事が出来ます。蓋をして1週間ほど待てば

ビン全体が白くなりますのでこうなれば使用可能です。

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